恋をした彼はフランス人

~出会い~
彼との出会いは、大学1年生の夏。夏休みを利用しカナダのトロントへ1か月間の短期留学をし、語学学校のオリエンテーションで会ったのが最初だった。
初めは挨拶を交わす程度の仲だった。
ある日、彼からカフェに行こうと誘われ友達も何人か一緒に行き、その日を境にグループ交際が始まった。
その時から私は彼に好意を抱いていたのかもしれない。

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~発展~
語学学校が始まって1週間程経った頃、学校のイベントでクルージングに行った。
もちろん彼も参加しており、ドリンクを片手に大音量の中接近してお喋りをしたり、ダンスフロアで踊ったり、楽しい時間を一緒に過ごした。
楽しい時間も終わり皆で帰っていると彼が隣に来て、少し緊張した様子で手を繋がれ、びっくりして高身長の彼を見上げるといきなりキスをされた。
いきなりでビックリした感情もあり、皆の前で大胆だなという恥ずかしさもあり、好意をよせていた彼だったので嬉しさもあり、
一瞬にしていろんな沢山の感情が頭の中を駆け巡った事は、あの時が最初で最後である。
数秒後、冷静になりさすがフランス人!と自分を落ち着かせる為にステレオタイプな考えに至った。
その後「付き合おうよ」等という言葉は無かったが、デートをしたり、周囲からみても恋人同士という雰囲気な2人だった。

~別れ~
お互い1か月間の期間限定の短期留学だった為、帰国日が近づくにつれて「帰国」という言葉を暗黙のルールで使わなかったと思う。
学生同士の日本とフランスの遠距離恋愛。
遠距離恋愛なんて無理だろうなと、心のどこかでお互い思っていたのかもしれない。
語学学校の最終日、修了式が終わるといつもの様に皆でカフェへ行き、帰国後の事を話していたのを覚えている。
カフェを後にし、皆が帰ったあと2人になった。
「付き合おう」という言葉が無かったので「別れよう」という言葉も無かった。
ただ最後にいつもより長めでタイトなハグをして「bye」とだけお互いに言って別れた。
お互い後悔は無かったと思う。
そんな彼とは帰国後コンタクトは取っていないが、SNS流行の時代の後押しもあり10年経った今でも繋がっている。